“自分”とは?
学生の頃から、心の奥に引っかかっていた。
疑問に感じた最初のきっかけは、学生時代の部活で
ホワイトボードに各々、目標を書くのだが、何も考えず
“自分らしく”と記していた。
当時、何を思って書いたのか・・・
幼い頃から、人前にでることが苦手で人見知り。
でも、バスケットボールをしているときは素の自分でいられたのだ。
バスケットボールをやっていたから、たくさんの人脈ができ、大切な仲間たちと出会うことがきた。
無我夢中でバスケをしていた頃は、自分を表現できる場所として、
どんなに辛い練習であっても苦とは思わなかった。
単純にバスケットボールが好きだったから。
社会人になって、会社のクラブチームでも続けていたが、
あるとき、心のバランスを崩していまい、やめざるを得ない状況に・・・
突然、自分の居場所を失ってしまった感覚になってしまい、
その後も心が沈む一方。
立て直すのに時間がかかった。
なんとか、家族や友人、職場の同僚の方々の理解により、普段の日常生活を送られるほどに
回復。
そんなある日、新型コロナにより日常生活が一変する。
不要不急の外出は自粛モード。
家にいる時間が長くなる。
本を読んだり、映画を見たり。
ふと、あるYoutuberのVlogを見たとき、その方のライフスタイルに憧れたのと同時に
“自分はこれからどう生きたいのか?”
“そもそも自分ってなんだろう?”と疑問を抱くようになる。
今までバスケットボールがあったから、目標を持って日々を過ごしていたが、
目の前からなくなってしまって、宙ぶらりんの状態に。
ある意味、“自分とは“を考えるきっかけになった。
そこから、“自分探しの旅へ”
まずは、身の回りの断捨離から始めた。
昔から礼儀作法に厳しい祖母から、「部屋は常に綺麗な空気が入るよう整えておきなさい」と教えてもらったことを思い出し、実践してみる。
どの書籍にも書かれているが、自分の心と部屋の状態は不思議なほどに関連する。
今は、以前より整うようになったが、まだまだ道半ば。
これからも少しずつ、続けていきたい。
次にヨガを学ぶようになった。
もともと、スポーツジムのトレーナーとして仕事をしていたが、心が崩れてしまったのを機に、知り合いからヨガを薦めてもらい、始めた。
正直、「ヨガなんて自分に合わない」と根拠のない理由で避けてきたが、
始めてみて、なぜもっと早く始めなかったのかと後悔するほど、自分に合っていた。
自分には合わないから、自分なんてと否定的だったけど、
案外、やってみたら違う世界が広がって面白い。
今思うと、身体を壊したときは正直しんどかったけど、
“自分”を気づかせてくれるためのサインだったのかもしれない。
このブログのテーマは“自分らしさを見つける旅”
自分自身、人生を語れるほど経験した訳ではないが、
何か一つでも誰かの心に寄り添えるブログになってくれたら嬉しい。
そして、誰かの役になったら本望だ。
まだ人生始まったばかり。